お正月に使う言葉でメジャーなのが「謹賀新年」
年賀状にも書かれてあるし、デパートやコンビニ等のいろいろなところで見かけます。
今回はこの謹賀新年の意味についてお伝えします。
謹賀新年の意味、女性は使わず男性が使う言葉だった!
謹賀新年はもともとは中国から伝わった言葉
お正月を祝う言葉で日本で言う「あけましておめでとうございます」と同じ意味
正確には「謹んで新しい歳をお祝い申し上げます」
ということになります。
謹賀新年は女性は使わないという話がありますが、これは本当にあった話
昔の新年のあいさつは一家の主、男性の仕事でした。
そして四文字熟語等の漢文はもともと男性向けのもの
女性は「あけましておめでとうございます」などの言葉を使うのが常識でした。
それが時代がだんだんと変わってきて女性でも謹賀新年を使うようになるのが普通になってきましたし
一家の主ではない男性も謹賀新年と言う言葉を使うようになっています。
謹賀新年の意味、目上に使う言葉って本当?
お正月をお祝いする言葉では
- 謹賀新年
- 賀正
- 恭賀新年
謹賀新年は「謹んで新しい歳をお祝い申し上げます」という意味
言葉の意味からもわかるのですが伝える相手に敬意をしめしているのがわかります。
これに比べて賀正というのはお正月を喜ぶ意味
敬意をしめした言葉にはなっていません。
目上に使う言葉として適しているのは謹賀新年
逆に目下(言葉が悪いですが・・・)には賀正でも構いませんし、謹賀新年でも構いません。
間違っても目上の上司や先輩に賀正という年賀状を送るのは止めておいたほうが無難です。
ちなみに恭賀新年は
うやうやしく新年のお祝いを申し上げます。
という意味なので謹賀新年ではなく恭賀新年という言葉を使っても大丈夫です。
謹賀新年の意味、いつまで使える?
謹賀新年はお正月をお祝いする言葉なので
一般的にお正月が終わる松の内までは使っても失礼にはあたらないと言われています。
お正月はこの日までですという意味
松の内は地域によって若干かわりますが一般的に1月7日までと言われます。
ただ、関西では1月15日までと言われていたりするので正確な時期が知りたい場合は地域を調べておくのが確実
ちなみに松の内の始まりは12月13日からですよ。
まとめ
年賀状によく使われる謹賀新年
ただ、年賀状には賀正としか書かれてない年賀状もあるので目上の方に送る場合は注意しておいてくださいね。
ちなみに謹賀新年のあとにあけましておめでとうございますと言う言葉をいれるのはお正月のお祝いを2度しているので非常識、ご注意を