最近は禁煙場所がどんどん増えてきて愛煙家にはツライ社会になってきました・・・
レストランやファーストフード店でも全面禁煙という場所も増えてきたし
道端でうっかり吸っていると指定禁煙場所だったということも・・・
分煙されている場所は愛煙家を締め出すような作りになっているお店もたくさんあります。
こういったことになったのは体にわるいから・・・というのが理由ですが
もう一つの大きな理由は「タバコはクサイ」「愛煙家は口臭がクサイ」ということも・・
愛煙家にとっては本当にツライですよね。
今回はこの愛煙家のタバコでの口臭についてお伝えします。
タバコの口臭が気になる、そもそもの原因って何?
タバコがクサイ大きな理由は様々ですが口臭に関係している大きな成分は
- タール
- 唾液
タールはタバコの中に成分として含まれていて
タバコを吸うとタールは口の中に入り、歯や舌、口の中に付着します。
実はこのタールの付着量が増えてくると歯の黄ばみや舌の黄ばみとなる原因
タールは舗装された道路にも使われる成分でジェルのようにネバネバしたものです。
歯に付着して黄色くなる理由は歯に付着して固着していくからです。
部屋のカーテンや壁が黄色くなっていく理由の1つにもタールが含まれます。
次に原因と言われる唾液はタバコを吸うと唾液の分泌量が減ります。
唾液の分泌量が減る原因はニコチン
ニコチンが体内に吸収されると毛細血管が収縮し結果的に唾液の分泌量が減ってしまうのです。
実は唾液は口臭を抑えるという役割もあります。
寝起きに口がクサイというのも
寝ている時の唾液の分泌量が少ないのが原因です。
唾液の分泌量が減ってしまうとタバコの臭いと元々ある口の中の臭いが合わさってクサイ臭いが漂ってしまうのです。
・20代の喫煙よりも30代の喫煙のほうが口臭がタバコでクサイ
・30代の喫煙よりも40代の喫煙のほうが口臭がタバコでクサイ
と、年配の方がクサイと感じられることが多いとも言われています。
タバコの口臭を予防するにはどうするのが良い?
クサイ臭いを抑える方法として普段から気をつけたいのが
- 歯磨きと舌磨き
- うがい
- ガムを噛む
- 水分を摂る
- 口での呼吸を少なくする
タールはそのままにしておくと固着して黄ばみの原因にもなるし
口の中にそのまま残り続けます。
タバコを吸った後、すぐに歯磨きをするのが理想なのですが
現実はなかなかそういったことも難しいので
朝と昼と夜、食後に歯磨き、舌磨きの徹底をするだけで
しばらくすると大きく口臭が抑えられるようになるそうです。
口の中にある汚れを定期的に除去することになるので臭いの元になるタールの付着が減っていくからというのが理由なんだそうです。
結果的にタバコ以外の口臭も抑えられることになるので唾液の分泌量が減ったとしてもクサイ臭いは減っていきます。
歯の黄ばみ落としや消臭の原因を除去してくれる天然の歯磨き粉もあるので少しでも口臭を無くしたいと思う場合は使ってみるのもアリ
⇒口臭や黄ばみを落とす歯磨き粉
タバコ吸った後には歯磨きと舌磨きがベストですが口をすすぐだけでも口の中にあるタールが取れるので臭いを抑えられます。
ただ、うがいなので歯磨きほどの効果はないので一時しのぎにはなりますがやらないより大違いです。
口をゆすぐときにマウスウォッシュなどを使ってやると効果は上がりますよ。
ガムはガムの香りでタバコの臭いも減らしてくれますし
ガムを噛むことで唾液を出す唾液腺が刺激されるので唾液の分泌量が増えます。
水分を補給することで唾液の分泌量を増やそうというのが狙いですが
オススメは水、烏龍茶やコーヒーは利尿作用があるので逆効果
ではジュースはどうか?というとこれもあまり良くありません。
口の中を酸性にさせてしまうので口臭が発生する原因にもなります。
普段から口呼吸の場合は気にしなくても大丈夫なのですが
口呼吸が多い場合はタバコの臭いが口から出て行くし口の中も乾燥していきます。
根本的にタバコの口臭を消すには
根本的にタバコの口臭を消すには
禁煙するしかないのが現実のようです。
歯科医にも相談してみたのですが、答えは
「禁煙してください!」
とのこと・・・
なかなか難しいようです。
ただ、減らす方法としては
- 定期的に歯科に行き歯垢や歯石の除去をして汚れが付着しにくくする
- 普段から歯磨きと舌磨きを行う(効果のある歯磨き粉や歯ブラシを使うのがベター)
何もしないでいるのと定期的に歯のメンテナンスをしてやるのではクサイ臭いは大違いなのだそうです。
ガムなどで簡単な対処も出来ますが、口臭がキツイ場合はガムの香りと口臭が混ざってしまい
ますますクサイ臭いがきつくなるということもあるとか・・・
歯のメンテナンスをすることは早期虫歯の発見などにもつながるので良いことだらけ
ちなみに虫歯でも口臭はクサくなるとのことなので注意しておきたい部分です。
まとめ
クサイと感じられて距離をとられるのも嫌だけど、愛煙家からすればタバコは切っても切れない存在
タバコを楽しむマナーとして普段から気をつけておけば逆にスマートに見えるかもしれませんね。