トイレでなんとなく見てみたら白いうんちが見える
最初に見たら「あれ?見間違いかな?」
って何度もじっくり見てしまうぐらい驚きますよね。
そして次に考えてしまうのは「もしかしたら何かの病気になっているのでは?」
というのが頭をよぎります。
今回は成人になった大人が白い便が出る原因やどうするのが良いのか?などについてお伝えします。
白い便が出てしまう原因は何?
そもそも普段見慣れている茶色い便が出るあの「茶色」
茶色の色を付けているのは内臓の胆汁(胆汁酸)という成分が茶色にしています。
どうして茶色にできてないのかというと、内臓が何らかの理由で
・胆汁を生成できなかった
・胆汁をうまく届けられてない
ということが考えられます。
胆汁が茶色に着色できてない場合に便が白くなる症状が現れるのです
腸内細菌の増殖も抑える効果があると考えられています。
白い便が出た!便秘、下痢ではどうすればいい?
白い便が出た場合は驚かずに経過を観察するのが大切
下痢でも便秘でも同じなのですが白い便の理由は胆汁が着色できなかったから
これは一時的なこともかなりあります。
白い便が1日~2日ぐらいで収まった場合は一時的な可能性が大
白い便が一時的に出てしまった理由として考えられるもの
- 健康診断などでバリウムを飲んだ
- 暴飲暴食
- 栄養不足
- 胃薬、便秘薬、下剤などの影響
会社で実施される健康診断などでバリウムを飲んだ場合に白い便が出ますがこれは気にしないで大丈夫
バリウムを飲む前に説明もあると思いますがしばらくすると元に元に戻りますよ。
脂肪分の多い食事など
暴食して胆汁が追いつかなくなった時は胆汁が不足して白色になることがあります。
暴飲暴食をやめて消化にいい食べ物など、内臓に気を配ってやると体調も戻って元通りになることも
体に栄養不足の状態が続くと便が白くなることも
過度なダイエット等で起こる場合もあるので栄養バランスを考えた食事にする必要があります。
薬に含まれている成分によって白い便が出てしまうことも
市販の薬なら薬局の薬剤師さんにそういった症状が出るのか確認したり、病院の薬の場合は医師に相談するのがベスト
薬が原因だと薬の服用をやめるとすぐに元に戻ります。
どうしても気になる場合はすぐに病院へ
ただ、近くの小さな病院では検査をする機械がないことが多いので
総合病院などの大きな病院に行くのがオススメです。
白い便が続くときには・・・
白い便が数日だけではなく、連続して毎日、一週間続くなどの場合は一時的な症状ではなく病気の可能性が高くなります。
まず自分の体でチェックするのは目の周りや目、手のひらが普段よりも黄色っぽくなってないか?ということ
黄色になるのは黄疸といわれる症状で肝臓や胆のうに異常が出ている時に体に症状として現れます。
胆のう炎や肝炎等の病気になっていることも考えられるようになりますし
他にも「タンパク漏出性胃腸症」「胆道がん」などの可能性も
黄疸が出ていても痛みは無いので白い便が続くときには鏡で顔を見たり、手のひらをチェックするのが大切
連続して毎日のように白い便が出る場合は内科の病院に行くのがベストです。
少し汚く感じるかもしれませんがオススメは自分の便をスマホなどのカメラで撮影していくのがベスト
医師に相談する時に自分の便が実際にどうなっているのか?ということを確認してもらうのにも役立ちますし、判断の目安にもなります。
あまり綺麗な話ではありませんが病気と割りきって撮影するようにすると良いですよ。
医師との問診時に写真もあると言い、必要であれば提出するのがオススメです。
まとめ
いきなり白い便が出ると本当にびっくりしますが
暴飲暴食の可能性もあるし薬や栄養不足の場合もあります。
すぐのすぐに対応しないと大変なことになる!という場合ではない可能性もあるので
心当たりのある場合はしばらく様子を見て、そこから判断しても遅くはなさそうです。
どうしても気になる場合や心当たりが全く無い場合は病院に行って診察してもらうと安心できますよ。