夏前になるとやってくるイベントお中元
会社に何年も在籍している人なら気にならない恒例行事かもしれませんが
今年はじめて入社した新卒の新入社員はどうやってお中元を上司に送れば良いのかわからないので悩んでしまうイベントです。
- 上司の住所はどうやって調べるのか?
- どのぐらいの品物を送れば良いのか?
- 送る時の送り状や添え状にはなんて書けば良いのか?
今回は新入社員が上司にお中元を送る時の送り方や金額の相場、住所の聞き方などについてお伝えします。
お中元を上司に送る時は住所をどうやって聞く?調べ方のマナーは?
上司にお中元を送る時に困るのが住所
最初からわかっていれば困ることでもなんでもないのですが最近は個人情報保護が厳しいので社員の間でも住所を公開していないことがほとんど・・・
住所を調べる方法としてまずは会社の総務や人事で上司の住所を教えてもらえるものなのか?調べてみるところから始めるのがオススメ
もし、社員といえども公開していな場合は先輩に聞いてみるとあっさりわかることもありますよ。
ど~しても!わからない場合は
直接上司に聞いて教えてもらうのが確実
この時は社内メールや電話などではなく直接上司に聞くのがマナー
社内メールを使う場合にはメール管理者が住所を知ることが出来るようになるし、何より味気ないと感じる上司もいらっしゃいます。
電話で聞くよりかは直接お伺いして聞いたほうが上司にも喜んでもらえることが多いですよ。
直接上司に「感謝しているのでお中元を送ります、ありがとうございます。」と言っているようなものだからです。
直接聞くなんて失礼では?という考えもありますが
メールや携帯電話がなかった時代からお中元を送る習慣はありましたが
その頃は直接上司に聞くという光景も当たり前にありました。
直接聞いても失礼にはならないので大丈夫です。
お中元を上司に送る時の金額の相場や品物は?送ってはいけないものは何?
お中元を送る時に気になるのがどのぐらいの金額のものを送れば良いのか?ですが
一般的な相場の金額は3000円~5000円ぐらいを選ぶ人が多いです。
実際にデパートのお中元コーナーに行くとそのぐらいの価格の商品がズラリと並んでいます。
お中元の品物を選ぶときには季節を意識した品物を選ぶのがオススメ
ゼリーや水ようかん、そうめんや入浴剤、お酒を飲まれる方ならビール等、時期を意識して選ぶと喜んでもらえることが多いです。
アレルギーになる食材が入っているものは避けて選ぶのがマナーです。
逆にお中元の品物として失礼になるものは
- 肌着
- ネクタイ
- 靴下
- スリッパ
- 包丁
- ジッポなどライター
- 文房具
- ハンカチ
身に付けるものも買えないという意味、恵んでやろうというようなことになるので失礼になります。
仕事をしっかりやりなさいという意味
靴下は踏みつけて歩くものなので上司を踏みつけるという意味になることも
靴下と同じ意味です。
刃物は縁を切ると言う意味になります、ハサミやカッターなど刃物系は避けましょう
火事を連想させるものは良くありません。
勉強しなさいと言う意味
日本語では手巾と言います。会いたくない、これで終わりにという縁の終わり連想させるのでよろしくありません。
基本は季節感を感じるもので消え物(使うと消えるもの)を選んでおけば大きな間違いはありません。
よくわからない場合はデパートで購入するのがベスト、店員さんも縁起のことなどはよくわかっているので悪いものは販売していません。
品物と一緒に送る添え状、送り状の書き方の例文やマナー
お中元の品物を決めたら品物と一緒に添え状を送るようにしたり、品物とは別に送り状を届けるように手配します。
添え状や送り状は名前こそ違いますが書き方はほとんど一緒
流れとしては
・季語
・始めの挨拶
・感謝の言葉
・お中元を送ることのお知らせ
・結語
となります。
例文としては
仲夏の候、暑さ厳しき折、お変わりございませんか。
いつもお世話になり心よりお礼申し上げます。
本日は日頃の感謝を込めてささやかではございますがお礼の品をお贈りいたしましたのでご笑納ください。
今後もご指導ご鞭撻を頂くことがあるかと存じますが何卒よろしくお願いいたします。
暑さ厳しき折り、くれぐれもご自愛下さいませ。
乱筆乱文失礼いたします。
敬具
●●年●月●日
(自分の名前)
盛夏の候、厳しい暑さが続いておりますが、お元気でお過ごしですか。
日頃は公私にわたりご指導ご鞭撻をいただき、心からお礼申し上げます。
本日は気持ちばかりではございますがお中元の品を贈らせていただきました。
ささやかではございますがどうぞお納ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
本格的な夏を迎えました。何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
乱筆乱文失礼いたします。
敬具
●●年●月●日
(自分の名前)
などになります。
デパートで品物を決めた場合はそのまま添え状を送るサービスをしているお店もありますよ。
まとめ
お中元を上司に送ったことがない初めての場合はどうしても緊張してしまいますが
1回やってしまえば慣れたもの!こんなに簡単なことだったのか!と納得できます。
休みの日に百貨店のデパートに足を運んでもいいし、最近はネットショップでもお中元を扱っているので
お中元のやり方さえわかってしまえば簡単に出来ることが多いので大丈夫!
日頃お世話になっている上司に感謝を込めて送る、喜んでもらえると良いですね。