夏になったら男の子が絶対と言っていいほどほしがるカブトムシ
昆虫界の王様というイメージもあるし角は威厳があって立派!
ただ、お母さんには夏になるとやっかいなのもカブトムシ
どうやって飼えばいいのかわからないし、昆虫がキライだと正直見るのも嫌ですよね。
(正直上の写真を見るのも嫌かもです・・・)
でも子供の成長や勉強になるなら飼わせてあげたいなと頑張るのもお母さんだからこそ出来るのだと思いますし素敵です。
そんなカブトムシを飼ったことのないお母さんの為に
今回はカブトムシの飼育方法や寿命、クワガタや他のカブトムシのオスと一緒に飼うことについての注意点などをお伝えします。
カブトムシの飼育方法はどうやればいい?
カブトムシを飼う時に必要になるのは虫カゴと土とエサ
土は土でも昆虫専用の腐葉土がベスト、腐葉土といえば花屋さんにも売っていますがカブトムシが好きな腐葉土とは若干違います。
カブトムシやクワガタが好む腐葉土は夏の時期になるとホームセンターの昆虫コーナーや大型ショッピングモールの昆虫コーナーなどで売られているので手軽に手に入ります。
虫かごは腐葉土を入れても大丈夫な箱型の虫かごを選べばOK、小さめの虫カゴよりも大きな虫カゴの方がカブトムシも広々使えますし、メスのカブトムシを入れても大丈夫です。
ちょっと虫カゴの値段はしますが大きめのものがオススメです。(昆虫ショップの回し者じゃないですよ・・・)
カブトムシは腐葉土に潜るので箱が浅めの虫かごや腐葉土が少ないと潜れません。
潜っても大丈夫なぐらい腐葉土を虫カゴに入れてやります。
カブトムシは夜に活動する昆虫なので、直射日光はキライです。
直射日光を当てない場所に虫かごを置いて、腐葉土が乾燥してきたら霧吹きなどで腐葉土を軽く湿らせてやります。
霧吹きをかけすぎてベチャベチャにするのは良くありません。
虫カゴの保管場所は玄関の靴を置く場所辺りが涼しくて快適ですよ。
虫カゴと腐葉土の準備が出来たら次はエサ
カブトムシは甘いモノならなんでも食べますがスイカ等の水分が多いものを与えているとすぐに死んでしまいます。
便利なのはカブトムシ用のゼリー、虫かごや腐葉土を売っているお店では必ずと言っていいほど一緒に売っているのでゼリーと一緒にエサ台を買って腐葉土の上においてやればOKです。
エサ台は止まり木のような形のタイプを選ぶのがベスト
止まり木タイプだとエサも食べやすいし止まり木でゆっくり過ごすことも出来ます。
ひっくり返っても止まり木を利用して起き上がることも出来るのでエサ台も大きめのものや小さい場合は止まり木だけを入れてやるのもオススメ
ちなみにカブトムシ用のゼリーをエサにする場合は他のエサは必要ありません。
カブトムシ用に栄養も考えて作られているので与えるのはゼリーだけで大丈夫
カブトムシ用のゼリーは腐りにくいし手間もかかりませんよ♪
ゼリーを使わない場合やエサ台を使わない場合は虫カゴの中に丸い木の棒を止まり木用に入れてやっておくのがベストです。
カブトムシの寿命は?どこまで生きる?越冬は?
カブトムシの寿命は約1ヶ月~3ヶ月ぐらい、冬を越すことはありません。
愛情を込めて一生懸命手入れをしても越冬は出来ないのです。
ちなみにクワガタは手入れをしっかりしてやれば越冬します。
少しでも長生きするカブトムシを手に入れるなら自然界にいる野生のカブトムシを捕まえてくるのがベストです。
正直、ペットショップで売られているカブトムシはあまり長生きしません。
実際にペットショップの店員さんに昔聞いた話ですが
お店によってはカブトムシが飛んでいかないように注射などをされているカブトムシもいます。
ペットショップで売られている飛ばないカブトムシも実際に管理人は飼ったことがありますが
なぜか野生で捕まえたカブトムシよりも長生きすることはありませんでした・・・
カブトムシはオス同士だと喧嘩する?クワガタは一緒に飼っても良い?
カブトムシはエサ場で喧嘩します。
オス同士なら喧嘩することはよくあるし、カブトムシ以外のクワガタのオスとも喧嘩します。
そしてだいたいのケースですがクワガタとカブトムシが喧嘩するとカブトムシが勝ちます・・・
喧嘩になるとカブトムシの角が喧嘩相手のお腹に入ってひっくり返すので当たりどころが悪いとお腹を傷つけてしまい喧嘩したカブトムシやクワガタが死んでしまうことも・・・
オスのカブトムシを飼う場合はオス1匹に対してメスが2匹ぐらいだと喧嘩しないのでベスト
オスを数匹同じ虫カゴで飼ったり、クワガタも一緒に飼う場合はかなり広めの虫カゴで飼ってやり、エサ場も増やしておくと喧嘩しにくいですが
小さい虫カゴだとよく喧嘩するのでやめたほうが良いです。
まとめ
カブトムシは越冬しないので死んでしまいますがオスとメスを一緒に飼っていた場合はもしかしたら卵を産んでいるかもしれません。
死んでしまった後もしばらく虫かごを放置して幼虫が腐葉土の中にいないか?探してみると幼虫がたくさんいることもっ!
そうなると来年の楽しみも出来るので子どもに新たな生命の誕生を見せてあげることも出来るし
命はいつかなくなる、愛情をもって飼ってやる、命は産まれる大切に育てなければいけないという貴重な体験を教えてあげることも出来ます。
霧吹きの準備やエサ代、虫カゴ代と出費はかさみますが子供に貴重な体験を味あわせてあげることが出来ると思いますよ。