夏休みに学校の先生に暑中見舞いを送ろう!
小学校によっては子供の宿題になっていることもある先生への暑中見舞い
お父さんやお母さんとしても子供に普段お世話になっている人には感謝の気持ちを伝えるということを勉強させることも出来るし
新年の挨拶と暑中見舞いぐらいしかハガキを使うことも無くなってきているので貴重な体験をさせてあげることも出来ます。
ただ、子供から「何をどうやって先生に書けばいいの?」と聞かれると微笑ましいのが一気に悩みに変わりますよね。
今回は小学生の子供が学校の先生に送る暑中見舞いについてお伝えします。
暑中見舞いを先生に送る時の書き方はどうやる?
まず絶対的に必要なのは「暑中お見舞い申し上げます」という挨拶
漢字はまだ学校で習ってなかったりわからない場合はひらがなでも大丈夫です。
1:先生はお元気ですか?という体調を伺う言葉
2:私はげんきです。という近況報告
3:先生も元気に過ごして下さい。という先生への体調の配慮
4:書いた年と月を締めに書く
5:子供の名前と住所
になります。
ペンは大人の場合ボールペンや筆ペンが一般的ですが小学生の場合は鉛筆で書いても構いません。
ただ、鉛筆の色が薄いと郵便屋さんが配達している時に消えてしまうこともありえるので少し濃い目の鉛筆で書くのがオススメ
表面の宛名は先生のご自宅に暑中見舞いを送る場合は一般的なハガキの書き方と同じで大丈夫です。
先生の名前の最後には「様」と書きますが「先生」と書いてもOKですよ。
逆に学校に暑中見舞いを送る場合は郵便番号と住所は一般的なハガキと同じですが名前の部分の右側に
通っている小学校名を書き、真ん中に先生の名前を書いたら「様」ではなく「先生」と書いて出せば大丈夫です。
小学校に届いた時にどの先生に渡せばいいのか?ということがすぐにわかるようにするための配慮です。
「様」で書くと受け取った小学校の方がわかりにくい場合があります。
例えば、様だと先生以外の給食を作ってくれる方や用務員さん、事務員さんと全てに当てはまるのでわかりにくいことがあるのです。
暑中見舞いを出す時は遅くとも8月8日ぐらいまでに出すのがベター
一般的暑中見舞いはお盆前までに届けるようにするので夏休みに入って8月になったぐらいから準備をして送るのがベストです。
暑中見舞いを送る時の文例あれこれ
何種類か文例をご紹介します。
しょちゅうおみまいもうしあげます。
まいにち外はあついけど先生は元気ですか?
私はまいにちあさおきてラジオ体操に行って元気にしています。
なつやすみのしゅくだいもやっているしおまつりにもお父さんとお母さんと行きました。
先生もなつやすみを元気にたのしんでください。
平成●年●月
しょちゅうおみまいもうしあげます。
夏休みで学校がお休みで先生に会えないですが元気ですか?
私はかぞくでりょこうに行ってきました。おぼんはおじいちゃんの家に行くので楽しみです。
2がっきになると先生にも会えるので楽しみです。
先生も元気でいてくださいね。
平成●年●月
暑中お見舞い申し上げます。
8月に入り、ものすごく暑くなってきましたが先生はお元気ですか?
私は先生に怒られないように夏休みの宿題を早く終わらせようとしたり2学期の準備として塾に通ったりして元気に過ごしています。
先生も夏バテや病気にならないように元気に過ごして下さい。
また2学期に学校で先生に会えるのを楽しみにしています。
平成●●年●月
このような形で子供の状況に合わせて入れ替えるだけで立派な暑中見舞いの完成です♪
小学生が先生に暑中見舞いを送る時のワンポイント
小学生が暑中見舞いを送る場合、高学年にならないかぎりは子供が暑中見舞いをなぜ送るのか?ということもほとんど理解できていないので
先生も暑中見舞いという大人が送るようなビジネスマナー的な暑中見舞いよりも
一生懸命頑張りました!ということがわかるような暑中見舞いを送るほうが喜んでもらえます。
例えば、
子供が書いているはずなのにワードでプリントアウトしたようなテンプレート暑中見舞いだったり
裏面は子供が書いているけど表面の住所は親が書いていたり
というようなことよりかはちょっと汚いけど頑張った!ということのほうが好印象
他にも
- 裏面の暑中見舞いの絵を子供が書いたり
- 夏休みの写真を撮って印刷したり
まとめ
手紙を書くという習慣が無くなってきていますが
暑中見舞いは手紙を書く、感謝の気持ちは伝えるということを教えるとても良い勉強になります。
子供は小さいのでまだ暑中見舞いをどうして送らなければいけないのか?という具体的なことまで理解できないかもしれませんが
大人になって感謝してくれるようになると思いますよ。