七夕といえば笹に飾り付け
織姫と彦星が天の川で1年に1度だけ会える昔話に出てくる物語と
短冊に願い事を書いて笹に付けるというイベントの日です。
ただ、大きなデパートだと短冊を書いて笹に付けるというようなイベントをやっているので参加は出来ますが自宅で七夕のイベントをやろうとしたら
- 笹はどこで買えばいんだろう
- いつまで飾ればいいのだろうか・・・
- 飾り付けを終わらせた笹はどうやって処分するのが良いのか?
せっかく家族で楽しみたいのにどうすればいいのかあまりメジャーなイベントではないだけに悩みますよね・・・
自宅で行う七夕について調べてみました。
七夕飾り笹はどこで売ってる?
近所に山があってすぐに竹林がある、知り合いが山の持ち主で笹を分けてもらえるということであれば話は別ですが裏山があることなんてなかなかないし、山の持ち主さんと知り合いなんてもっと少ないと思います。
では笹の付いている竹はいったいどこで売っているのか?というとスーパーなどではなく、花屋さんで購入することが出来るようです。
わざわざ「今日は七夕だから竹を仕入れよう!」という花屋さんは少ないようです。
仕入れして販売することは出来るけど1日しか売れない竹を売っているということは少ないようなので先に花屋さんに連絡して仕入れることができるか確認してみると良いですよ。
予約販売なら対応しているという花屋さんはたくさんあるようです。
大きやの指定もある程度はできるようなので場所に合わせて注文も出来るみたいですよ。
花屋さんで取り扱っている竹は生の竹なので竹のニオイやアレルギーで苦手という場合は
大きなスーパーや百貨店に行けば季節物としてプラスチックやビニール製の竹も売られているようなのでそこでも竹を買うことは出来ます。
生の竹なら花屋さん、プラスチックやビニール製の竹なら百貨店やスーパーということになります。
ちなみにですが生の竹の場合は水に漬けたり新聞紙を濡らして竹に巻いたりなどして水分を切らさないようにしてあげると長持ちします。
七夕飾りの笹と短冊はいつまで飾るの?
七夕飾りの笹や短冊はいつまでというこれといった決まりはないようですが、日本の神事に合わせて考えると
7月6日の夜に短冊を書いて飾るのが良いと言われているようです。
なぜなら日本の七夕の神事(神様を祀る祀り事)は7月7日の午前1時ぐらいに行うことからなのだそうです。
どこに飾るのが良いのかというと、部屋の中よりも外と言われています。
もちろん、庭でもベランダでも外であるならどちらでも良いみたいで「ここじゃないといけない!」というようなルールまではないようです。
せっかくの七夕の日に雨が降っていて外に出したら短冊が濡れてしまうというような場合は除いて、出来れば外に出したほうが風情も味わえると思いますよ。
七夕飾り笹はいつまで飾るのが良いのか
いつまで飾るのかというと神事は夜に行われてしまうので早いところだと7月7日の朝、遅いところだと7日の夜には片付けます。
商店街やデパート等の七夕キャンペーン等をみていると7月のはじめには飾り付けだしたりすることが多いので早めに飾り付けするのかなと感じますが本来は当日の夜までに準備だけはしておいて飾り付けをし、翌日には片付けてしまいます。
竹の処分方法ですが、本来は川に流して神様にお返しするという「七夕送り」が昔ならではの習わしのようですが、今の現実では川に流してしまうと不法投棄になるしゴミを流すというのはよくありませんのでそのまま地方自治体の処分方法に合わせてゴミの日に出すというのが一般的
ただ、神社によってはお焚き上げをしてくれる神社もあるそうなので自宅の近くに神社がある場合は一度聞いてみるのも良いかと思います。
お焚き上げの意味には願い事を炎で浄化させ天にいる神様に届くように祈るということもあるので神主さんにお焚き上げをすぐに行ってもらえるようであれば願いが叶うようにお焚き上げを見守るということで短冊に書いた願いが叶うということもあるかもしれないですね。
まとめ
七夕はもともと中国から伝わった行事で奈良時代には宮中の行事にもなっていたと言われています。
その後、江戸時代になると一般の庶民にも七夕の行事が行われるようになり飾りつけをするようになりました。
七夕といえば雨だとちょっとさみしい感じです。せっかくの七夕なのに夜空にある天の川見れないので気分的にも憂鬱になりがちですが
実は七夕のヒーローとヒロインの彦星と織姫は雨は関係なく会って楽しんでいます。
七夕の日が雨だと天の川ももちろん水かさが増えてしまい二人が会うことは難しくなってしまうようですが、その時にはカササギという鳥の群れがやってきて天の川の中に翼をひろげて橋になり、二人を会わせてくれるようです。
さらに、地方によっては七夕の雨は織姫が彦星に会えたので嬉しくて泣いている涙とも言われています。
私達としてはせっかくの七夕が雨だと悲しくなりますが織姫と彦星は関係なく楽しく過ごしているので、楽しみながら空を見て七夕を過ごしたいですね。