なんでも口に入れたがる赤ちゃん
なんでそれを口に入れたの?というようなものもわからないから
興味があればとりあえず口に入れてみるし
誤飲してしまうということもよくあります。
今回は芳香剤や消臭剤をご飲してしまった場合についてお伝えします。
芳香剤を舐めると食べるでは大違い
消臭剤や芳香剤を軽く舐めたぐらいであればトラブルになることはあまり無いと言われていますが
問題なのは誤飲した場合
消臭剤や芳香剤が吸水ポリマーや高吸水性樹脂製品で作られている場合にトラブルに発展する可能性があります。
吸水ポリマーは水分を吸水して膨らみます。
体内の食道や腸で膨らんだ場合、食べ物の通り道を塞いでしまう可能性があり塞いだ場合はそうなると激痛になります。
最悪のケースになると高吸水ポリマーが体内で完全にとどまってしまい腸閉塞や十二指腸閉塞になったという事例もあるぐらいです。
吸水ポリマーや高吸水性樹脂製品って何?
芳香剤や消臭剤、インテリアやディスプレイ用品、虫よけ等に使われることがあり、
水分を含んでいると丸くて柔らかいゼリーみたいでで乾燥していると小さな粒みたいな感じな物です。
オムツの吸収剤としても使われていることも多く、100均などでもインテリアとしてよく売られています。
吸水ポリマーや高吸水性樹脂製品が使われている物は芳香剤や消臭剤の他に
インテリアやディスプレイ用品に使われることが多いです。
病院に行く時は
病院に行く場合は赤ちゃんが食べた消臭剤や芳香剤にはどんな物が入っているのか?ということをお医者さんに伝えなければいけないので
慌てないで赤ちゃんが誤飲した製品や成分が書かれてあるものを一緒に持っていくようにしましょう。
誤飲した時が診察時間外や休日の場合だと行きつけの病院が閉まっているということもありますし
すぐにどうすれば良いか?ということを調べたい場合は小児緊急電話相談に電話をして確認するということも出来ます。
小児緊急電話相談番号:♯8000
電話すると住んでいる地域の相談電話に自動転動され医師や看護師に自動的に電話がつながります。
赤ちゃんの食べたものや今の状態を伝えることで応急処置の方法や病院に行ったほうが良いのか?等のアドバイスもしてくれるので安心できますよ。
まとめ
脅かすような話ばかりになりましたが、誤飲した最初は元気にしていても
時間が経ってから急にぐずり出したり体調が悪くなるということもあります。
もしかして・・・と思う場合は病院に連れて行って確認してもらうのが確実ですよ。