年末調整の保険、証明書を提出する理由や控除を忘れた時の対処法!

スポンサードリンク

nenmatutyousei89254trw
年末が近づいてくると行われる年末調整

年末調整時には会社に保険に入っている場合は証明書を提出して下さい
などといわれますがわざわざどうしてそんなことをしなければいけないのか?

今回は年末調整時に提出する生命保険などの証明書に関することをお伝えします。

スポンサードリンク
  

年末調整で保険の証明書を出す理由は?

年末調整時に生命保険などの証明書を出す理由は保険の控除が受けれるからです。
控除を受けると保険で支払っている金額に合わせて税金の控除が受けられるので納付する税金が減ります。

保険に入る時に保険営業マンの人が「税金安くなりますよ」というようなことを聞いたことがあるかもですが
この証明書を出すことによって控除が受けれるから税金が安くなるというわけなんですね。

保険を支払っている証明書はどうやってもらう?
ほとんどの保険会社は年末調整時期が近づくと保険契約者の住所に封書やハガキで控除が受けられる証明書を届けてくれます。

もし証明書を紛失したり会社が行う年末調整に間に合いそうにない場合は契約している保険会社に連絡すれば対応してくれることがほとんどです。

保険の契約者と支払っている人が違う場合、控除は誰が受けられる?

・子供の保険を親が支払っている
・親の保険を子供が支払っている

など保険を契約している人と実際に支払っている人が違う場合は誰が控除を受けれるのか?
なんとなく保険契約者が控除を受けれそうなイメージもありますが

これは実際に保険のお金を支払っている人が受けることが出来ます。
厳密に言うと保険料を支払っている人、あるいは配偶者その他親族が控除を受けられるようになっていて
実は契約者が誰であるかというのは控除の要件にはなっていません。

なので子供の保険をお父さんが毎月払っていた場合はお父さんが控除出来るし
おじいちゃんの保険を孫が支払っていた場合は孫が控除を受けられます。

ただ控除が出来る保険の証明書は契約者の名前で送られてくることが多いので年末調整をする担当者から見ると
どういう理由で控除するのかわからないということがあります。
年末調整をする場合は担当の人に理由を説明して証明書を添付するようにしておけば対応してくれるのでトラブルも回避できますよ。

保険の控除をやり忘れた時は?放っておくと違法?

年末調整時に生命保険などの控除を忘れていた場合や年末調整時に提出する証明書が間に合わなかった場合
確定申告を自分ですることで控除を受けることが出来ます。

さらに
「控除しても少ししかお金が返ってこないからもうすること自体がめんどくさい・・」
という場合は控除をしなくてもOKです。
もちろん違法でもなんでもありません。

なぜなら年末調整や確定申告をして納税することは義務ですが
保険などの控除を受けることは権利なのでやらなくても別に何かあるということではないのです。
(お金は欲しいけど減額はしたくないのよね・・・という国のウマイ逃げ文句?のような気もしますが・・・)

まとめ

保険の控除は驚くほど納税金額が安くなるというものではありませんが
年末調整時に証明書を提出するだけで払うものが安くなるのでやっておいて損はありません。

ちなみに控除できる保険の種類は国民健康保険や社会保険、生命保険や地震保険などで
自動車の任意保険などは控除対象ではないのでご注意を!

スポンサードリンク