厄年になると初詣の時、お参りした時に
神主さんやお坊さんにお願いして一緒に厄払いや厄除けをしてもらうということがありますが
厄年になった時どうして厄払いや厄除けをしてもらうのか、理由はあまりわかりませんし
実際にやってもらおうと思ったらどれぐらい金額がかかるのか?というのもハッキリしません。
今回はお正月にしてもらう厄除けや厄払いなどについてお伝えします。
どうして厄払いや厄除けをしてもらうの?
実際にお坊さんに聞いてみたのですが
厄年に厄払いや厄除けをしてもらうのは厄年の人が1年を通じて運気がとても悪いからなのだそうです。
運気が悪いと行っても事故や怪我などで体調が悪くなったり、
恋愛や家族間の付き合いなどで心の体調が悪くなったり等など
1年を通して厄災や災難が降りかかりやすい時期なのだそうです。
厄年には「前厄」「本厄」「後厄」とありますが
前厄から少しずつ運気が下がっていき、本厄で完全に運気が低迷します。
そして後厄で運気が少しずつ戻っていくという流れです。
そうなると運気が最悪なのは本厄だから本厄だけ気をつけておけばいい?というとそうではなく
前厄、本厄と何もなかったのに後厄で一気に悪いことが起きたり、前厄で悪いことが起きて本厄、後厄では何もなかったということもあるそうなので
どこを気をつけておけばいいか?というと一概には言えないそうです。
厄払いや厄除けをすれば100%悪いことが起きないということではないそうですが
出来れば厄払いや厄除けは前厄から本厄、後厄と全て受けておいたほうが良いと思いますとおっしゃっていましたよ。
節分といえば鬼は外福は内ですが星巡りという運気が変わる時期
もともと鬼は外福は内という意味は
鬼は外⇒悪い運気は外へ!
福は内⇒良い運気は内へ!
という話もあるそうです。
節分で運気が変わるので良い運気を入れようということが
鬼は外福は内になったというということのようです。(ちなみに定かではないとも言っていました。)
厄除けや厄払いの相場の金額はどのぐらい?
お寺や神社の考え方によって違いますが
正確にこの金額という決まりは特に無いそうです。
しかしこれだと厄払いや厄除けを受ける人が悩んでしまうので
敢えて一律金額にしているという神社やお寺もあるそうです。
では実際の相場はどれぐらいなのか?というと
あくまでもだいたいですが5000円前後
もちろんこれ以上多くても良いし、少なくても構いません。
あくまでも気持ちということのようですね。
厄年になると長いものをプレゼントするという理由は何?
厄年になると両親や祖父、祖母が長いものを身に付けるようにしなさいと言ったりしますが
理由は2つあります。
長いもの=長寿、長生きできますようにという意味
長寿=無病息災ということにもつながる縁起担ぎの意味
長いものを蛇に見立てている
昔の時代のお話ですが蛇は神様の使い
蛇が邪気を払ってくれるという厄払いの意味があったそうです。
厄年中はずっと同じ長いものを身につけておくことが良いとも言われています。
男性の場合はネクタイやベルト、女性の場合はスカーフやネックレスなどを身につけることが最近は多いようです。
厄払いや厄除けの時に一緒に身に着けていくという人も大勢いるようですよ。
まとめ
厄年はあくまでも迷信です。
でも前厄や本厄、後厄で何か大変なことがあった!という人もたくさんいるのは事実です。
気になるなら安心するためにも厄払いや厄除けは受けておいて損はないと思いますよ。
1年間気にすることがあまりなくなると思います。