交通事故で車両が全損した時保険屋さんの金額計算方法や金額を上げる交渉のヒント

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交通事故で車が全損

そうなると任意保険で車を保証してもらえますが
相手の保険会社はなかなか納得できる金額を提示してこない

これじゃあ同じような車を書い直すことが出来ない・・・

こうなると10:0なのにぶつかった私が悪い?
保険会社ふざけるな!

って思いますよね。

今回は全損事故での車両補償金額を納得できる金額まで上げることが出来た私の場合の体験を踏まえてお伝えします。

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車両が全損扱いの時、保険会社は何を参考に金額を計算している?

全損扱いになるとき、保険屋さんはどういった計算をして金額を出すのか?というと

多くの保険屋さんはレッドブックと言われるものを利用して金額を計算します。

レッドブックというのをザックリ簡単に言うと車の今の値段を算定するために見るもので
オードガイド社という会社が毎月発行する現在の自動車価格目安本のようなものです。

裁判になったときにも参考にされ、このレッドブックに掲載されいる金額が裁判所でも採用されることも多いぐらい
保険業界では有名なものです。

でも現実は・・・・というと
だいたいレッドブックに掲載されている車両金額と中古車屋さんで実際に売られている市場価格は差がものすごく広いことも呆れてしまうぐらいたくさんあるのも事実

レッドブックの価格では同じ車は買えないことが多いです。
ある意味一般人からすれば意味が全くないと感じてしまうような本でもあります。

しかしそれを知ってか知らずか(まぁ知っているでしょうね)
保険会社はレッドブックを参考にした金額を最初に提示してくることがほとんどです。

まあ、裁判所でも採用されるぐらいの目安本なので金額をすぐに提示しやすいというのもあるでしょうね。

金額アップするには?

レッドブックと市場価格には大きな開きがあることがほとんどなので私達としては

「そんな金額で納得できるわけがない!」

ということになるんですが文句を言うだけで金額を上げるというのは難しいのがほとんど

乱暴な表現になりますが
お小遣いの金額に満足できないからお小遣いを上げて!とダダをこねる子供のようなものです。

なので保険会社の担当さんがレッドブックを参考にして根拠を出しているように私達も根拠を出して戦う必要があります。

そこで便利なのがネットや中古車販売雑誌、具体的に言うとカッチャオやグーなどのサイトや雑誌です。
雑誌の中で全損扱いになった車両と同じ年式や近い走行距離の車を調べると根拠のあるものになるので相手を納得させる証明をすることが出来ます。

保険屋の担当さんに
「ネットのカー雑誌、このページに出てくる同じ車だと○○万円なので実際の金額は違います。」

と伝えると考えてもらえることが多いです。

伝えるときには怒り口調はやめて紳士に伝えるのもポイント
保険会社といえど相手はやはり人間なので怒りで戦うと相手も再検討する気になりにくくなります。

「保険では全損の車両と同等の価値を・・・・ということでしたが、実際金額は○月号の車情報誌、○ページにある同じ車の金額とはかけ離れているので~~~」

というような感じで根拠を持って真摯に伝えるのが良いと思いますよ。

最後の最後はどうする?

金額がある程度上がってきても同じ車が買えるぐらいになるちょっと手前で金額を提示されることがありますが
そういった最後の最後はどうするか?

例えば
今使っている代車を早めに使わないようにするからその浮いた金額をプラスしてもらえないか?など

相手の費用の負担を減らす代わりにこちらに回してくれという交渉も効果あります。

保険会社が払うお金は変わらないので話が通りやすいようです。

まあそれでもダメなら担当者さんの感情を動かすしか無い
「あなたが私と同じ立場で事故をして頂く保険金では同じ車は買うことが出来ない、その時あなたはどう感じますか?ぶつけられた私、そこにいた私が悪いと感じますか?答を教えてもらえませんか?」
などなど(まあ悪いと思いますなんて言われたら終わりですけど・・・)

ゴネるのは最後の最後の手段に取っておくのが良いかと

まとめ

実際に私が全損扱いで廃車した時に納得できる金額まで上げてもらった経験を含めてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

あくまでも相手は人間なのですぐに怒らずに相手の立場(実際担当さんも払える立場ならめんどくさいから払っていると思います。)に立って

会社の上司に報告しやすいようにカー雑誌やネットなど証拠になるものをこちらから提示してあげたり、こちらの立場の気持ちをわかってもらうようにしてみれば
私の場合ですが最終的に納得できる金額になりましたよ。

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