交通事故後に全く痛みはないから病院には行かなくても大丈夫かな?
事故した後に痛みがなかったらこう感じてしまうこともありますが
実はこれが後でとんでもないトラブルになってしまうかもしれないということはあまり知られていません。
今回は事故後に痛みが無かった場合、病院に行かなくて良いのか?についてお伝えします。
交通事故の後、痛みは無くても病院に行くべき理由とは
交通事故にあった時にはまったく痛くなくてもしばらくしたら痛みが出てくる場合があります。
この理由は人によってそれぞれ、なんとも言いにくいようですが
症状の発症は事故後から数時間後の場合もあるし
数日後、長い場合は数週間後、数ヶ月後という場合もあります。
事故後数日してから発症するなんて
なんか保険金目当ての嫌な奴・・・みたいな感じもしますが
整形外科の医師からすれば当たり前に起こることのようで
高く積み上げた積み木のブロックにドン!と衝撃を与えて
いきなりドシャッと崩れるか?
グラグラしながら不安定になってある時崩れるか?
それともグラグラしながら少しずつ元に戻るか?
というぐらいの違いなのだそうです。
事故したけど痛みはない場合でも念のため病院に行ってレントゲン写真を撮ってもらったり、MRIを撮って調べてみるなど
もしものことを考えて痛みが無かったとしても検査しておくのが大切です。
もし、病院に行ってなくて後から症状が出た場合は?
事故後、病院に定期的に行かないで後から症状が出た場合
やっかいなことに事故が原因で痛みがあるということの証明が難しくなります。
なぜならまわりから見ると
「本当にそれは事故が原因で痛いの?」
ということになる場合が多いからです。
原因が事故だとしても事故後に痛みも無く通院してない場合だと
立証がとても難しい
例えば、事故前のレントゲン写真、事故後のレントゲン写真とくらべて・・・などの立証が必要になる場合もありますし
事故前に都合よくMRIやレントゲンを撮っていることなんてなかなか無いのが現実です。
事故後通院や検査をしていなくて1週間後に急に痛みが出た場合などは、結果的に泣き寝入りになってしまうということもあります。
お金目的はダメですが
通院すると慰謝料として1日○○円ともらえるので
お金目的で行くのは良くないと思いますが
個人的には
毎日ではなくても良いので事故後1週間ぐらいは念の為に通院しておくのが無難だと思います。
もしかしたら・・・ということもあるし
最悪それが一生続く痛みになるということも0ではありません。
そうなった時に保険が降りないとなれば
一生泣き寝入りするしかなくなります。
事故した車やバイクは買い換えればいいだけの話ですが
一度傷ついて治らなくなった体は一生使っていくしかありません。
まとめ
慰謝料がほしいから病院に行くということは賛成できませんが
もしかしたらという念のために病院に行くべきだと思います。
最悪泣き寝入りにならないためにも
事故した時には念の為に行っておいたほうが良いと思いますよ。