お中元を贈るときに使うフレーズとして有名なのが「つまらないものですが」というフレーズ
つまらないもの?と聞くと良いものではないというイメージが浮かびそうで
ちょっと渡すときに失礼じゃないか?と思うことも・・・
今回はつまらないものですがの意味や代わりに使えるフレーズなどをお伝えします。
つまらないものですがの意味
つまらないものという意味は「本当につまらならない、どうしようもないもの」という意味ではありません。
実はものすごくへりくだった言葉なんです。
これ!という意味の定義はないですが意味合いをいくつかご紹介すると
・あなたにとってはつまらならないものかもしれませんが私なりに精一杯選んだものです。
・常日頃あなたにしていただいていることを比べると釣り合いが取れないつまらならないものですが感謝の意を込めて精一杯選んだものです。
などなど
あなた素晴らしさに比べたらつまらないもの
というような相手を尊敬する敬意を示すへりくだった意味合いです。
本当につまらならない物というわけではないんですね。
つまらないもの他のフレーズは何がある?
つまらならないものですが・・・意外につかえるフレーズとしては
・お口に合うかわかりませんが
・心ばかりの品ですが
・お気に召すとよろしいのですが
・ほんのお口汚しではございますが
などなど、どちらかというとへりくだった言葉を使うのが一般的です。
いろいろあるフレーズあれこれ
つまらならないものですが・・・というフレーズは文頭に使う言葉ですが
文末に使う言葉としては
・どうぞお召し上がり下さい。
・ご笑味ください。
・お納めください。
・ご笑納ください。
・お受け取り下さい。
などのフレーズが使われます。
例えば
つまらならないものですがどうぞお受け取り下さい。
心ばかりの品ですがどうぞお召し上がり下さい。
少し工夫すれば
つまらならないものですが実家の和歌山で穫れる○○です。お口にあうかわかりませんがどうぞお召し上がり下さい。
などなど商品をフレーズに入れて使うこともあります。
まとめ
つまらならないもの
フレーズだけ聞くと良いものではないというイメージですが日本人の昔ながら使われてきた相手を敬う言葉です。
年配の方だとつまらならないものという言葉の意味は知っていることがほとんどなので会社の上司の方やお世話になった恩師に渡す時など
使っても失礼にならないお礼を込めた言葉と受け取ってもらえますよ。