車とバイクはいったいどっちが速いのか?
F1とか車が好きならやっぱり車の肩を持ちたいし
逆にバイクが好きならバイクの肩を持ちたい
というのがあるし肩を持ちたい方が速くてほしいと思います。
今回はサーキットや峠でいったいどっちが速いのか?ということを考えてみたいと思います。
サーキットではどちらが速い?
車の最高峰はF1
バイクの最高峰の1つがMotoGP
まずはこういった最高峰シリーズだけで考えてみます。
両者お互いに走っている鈴鹿サーキットの国際レーシングコースでの最速タイムでは
バイク⇒2’05.192
車⇒1’28.954
という圧倒的に車が速いコースレコードになっています。
2輪用と4輪のコースはコーナー数に違いはありますが、全長は両者共にほとんど一緒
ということはサーキット場でどんな車でもバイクでも持ち込んで良いということになれば車のほうが速いということになります。
車のほうが車重が重いですが、それでもタイヤが4つ付いている方がコーナリングスピードが高くなり
結果的にバイクよりも速く曲がることが出来るのでタイムが出ます。
コーナリングスピードが速いということはコーナー出口からの立ち上がりスピードも速いということなるので
全体的に速いスピード域を維持しやすくなることが考えられます。
参考までに海外でF1カー、MotoGPバイク、V8の箱レースカーでレースをしている動画がありました。
最速は圧倒的にF1、バイクと箱レースカーはどっこいどっこいといった感じですね。
峠や一般道では?
道路交通法があるのでスピード違反はダメ!というのが大前提なので
実際にどっちが速いか?という実験をすることが出来ません。
が、考えるだけなら一般道ではバイクではないかな?と考えられます。
(前提条件として一般道なので一般に手に入る車とバイクで考えます。)
峠の場合
バイクの有利な点は立ち上がりでトップスピードまで車より早いという点
峠はほとんどの場合1車線、バイクだと車よりも1車線を広く使える
この2点だけで車よりもかなりアドバンテージがあると思います。
ただ、2車線をフルに使える、きついコーナーが多いというようなバイクにとって不利な条件が重なってくるといい勝負かもしれませんね・・・
高速だとどうか?
最高速をだして勝負するために高速で!ということなら圧倒的にバイクに軍配があがるかなと
なぜならバイクのリミッターはリッターバイクで300KMなので180KMリミッターの車では話になりません。
リミッター無視したとしても一般車も走っている高速で考えるとしたらトップスピードまですぐに伸びるバイクの方が有利な可能性が高いと思います。
この手の話がなくならない理由
あくまでも個人的な経験からと噂ですが(しつこいですがあくまでもです!)
こういった勝負を白黒つけることが無いからではないかなと思います。
まず、大きな違いで車とバイクが本気出す時間が違います。
どちらかというと車は交通量が少ない夜に本気出す。
バイクは夜走ると車ほど前が見えにくいので危険、どちがかというと早朝、周りが少し明るくなってきてから本気出す。
ということが多いからではないかなと
かち合うことが基本的に少ないのだと思います。
さらに混線しても危ないですし・・・
次に言えるのは
やっぱりお互いに負けたくないじゃないですか!という気持ち
4輪なら同じ4輪、2輪なら2輪同士に負けるならまだマシですが
2輪vs4輪でもし負け・・・たら・・・なんて考えるとやっぱり嫌ですし
やってみたいけどリスク高すぎ!ということはあると思います。
まあ、やったらダメです、どうしてもやるならサーキットでやってくださいね。
まとめ
ベストな状況、完璧な性能を突き詰めると4輪の方が速いですが
市販車クラスで考えるなら場所や状況でもかなり変わってくるし2輪のほうが有利なことも多くなると思います。