左利き
小さい頃に左利きというのがわかると
右利きに矯正させるかこのままにするか?
お父さんやお母さんだと
これから成長することを考えて少しでも負担が無いように
という未来を考えてどうしてあげるのが良いか?悩みますよね。
今回はこの記事を書いている左利きの私が小さい頃に苦労したことや結果的に左利きで大人になった私がどう感じているのか
絶対の答えではないですが参考までにお伝えします。
左利きで子供のときに困ったこと
子供の頃に困ったなぁといまだにハッキリ覚えているのは
みんなにあわせるのが大変だったこと
中学頃からはまったく記憶にないので
小学生の本当に小さい頃だけのお話ですが
小学校の頃、他のみんなは右利きなので野球やサッカーなどのスポーツや家庭科の授業など
基本的にみんなは右利きなので右メインで使います。
その中1人左利きで左を使うとなると
みんなと違うので仲間はずれになるんじゃないか?
という小さい頃独特の仲間はずれ~~~みたいなアレです。
アレを意識して野球で右バッターボックスで打ってみたりサッカーは右足でやってたりして
どっちが左でどっちが右?というわけがわからない状態になってしまっていたことがあります。
今もバットはどっちで持ったら良いのか?サッカーボールはどっちで蹴ったら強いのか?
ということがイマイチ良くわかっていませんし野球ボールを投げたとしても左でも右でもフォームがおかしいようでうまく遠くまで飛びません「笑」
バトミントンのラケットは右で持って卓球のラケットは左で持つというようなことも今では普通ですが・・・
今頃は左利きも普通になってきているのでそこまで困るというようなことはないと思いますし
大人になってから治しておけばよかったという後悔などは全く無いですが
小さい頃仲間はずれにされるんじゃないか?ということを考えたのはよく覚えています。
(まあ結局のところ友達は少なかったので気にする必要もなかったかなと今になって思う・・・)
左利きの欠点
まずはデメリットを経験談も含めて箇条書きで!
- 机の引き出しが右側で使いにくい
- ハサミや包丁が右利き用だとうまく切れない
- 駅の改札で間違って隣の出口に切符を入れたことがある
- 手帳タイプのスマホケースが使えない
- 食事のときには左に人がいると腕が当たるので気を使う
- ファミレスのスープバーのお玉が使えない
- 蛇口が右側にあるタイプのものは使いにくい
- 自販機のコインが入れにくい
- 缶切りが使えない
- PCマウスが使いにくい
- ドアノブを引いて入りにくい
- リングノートは使えない
- ギターなどの音楽はやりにくい
- ホワイトボードに文字を横に書くと、書けば書くほど字が消えていく
- 横書きは基本手が汚れる
これだけあるとさすがに悪い事だらけのように見えますが
実はそこまで嫌だと思うようなこともなく笑い話の種になるぐらいというのが本音で
実際は慣れるものばかりです。
逆に良かった点は
良かった点を言うとすれば!
ありません!
なんか得した!ということもないし、敢えて言うならレベルだと
・車を運転しながらタバコの灰皿を使いやすい
・パソコンマウスを使いながら字が書ける
ぐらいでしょうか
それと自覚症状はありませんが適応能力はものすごく上がるんじゃないかな?
と思います。
普段から当たり前になっているので意識しないとわからないのですが
日本は右利き用に開発されているものが多いので左利きだと自然に右利き用に慣れないと生活するのが大変です。
だからだと思いますが自然に右利き環境に適応していきます。
そういった意味では右利きの人よりも全体的に環境適応能力は高いんじゃないかなとは思いますよ。
最後に
矯正したほうが良いか?悪いか?ということは親が決めることなので私が決めることではないということを前提にしても
左利きな私としては矯正してもしなくてもどちらでも良いのでは?というのが個人的な意見です。
なぜなら右利きじゃないと絶対にいけない!ということもないし個性だと思うからです。
逆に今、私が「右利きになれるならなりたいか?」と聞かれたら嫌です。
何をどうすれば良いのかまったくわからないので困ります。
それぐらい左利きに慣れてしまうと右じゃないと絶対に困るということはありません。
逆にある意味で楽しんでるぐらいです「笑」
左利きだと就職に不利、結婚に不利ということもありませんので
大人になって実社会で不利ということは無いと思いますよ。
ちなみに左利きでもモテることも全くありません・・・・