バイクの嫌な所で代表的なのは雨
「濡れるじゃん!」とよく言われますがカッパを着れば雨に濡れないし
最近のカッパはいろんなものが出ていてかなり進化しています。
(着るのがめんどくさいというのは置いといて・・・)
でも逆にいろんなものがありすぎてどんなものが良いのか?ということもありますよね。
今回はそんばバイク用のカッパをいろいろと試してみてわかったことなどについてお伝えします。
カッパの欠点と原因
雨が降った時にカッパを着るという欠点は置いといて
カッパを着て雨の中バイクで走った時の欠点は雨がカッパを通り越してにじんでくること
これがあるから雨は嫌!ということがあるのですが、どうしてこういうことが起こるのか?というと
カッパ自体に問題があります。
カッパには耐水(防水)、撥水という2つを使って雨が染み込まないように防ぎます。
撥水は濡れると生地を染み込まないでツルンと雨粒が滑っていくことで
撥水性が高いほど雨がそのままカッパを滑って流れていきます。
そして耐水というのは雨がカッパに染み込んでこない力のことなのですが
これがバイクでは大切でもあり、問題にもなります。
一般的な目安として普通に歩いてい小雨が降ってきた場合、耐水圧が300mm~2000mmぐらいが目安と言われています。
大雨だと10000mm、嵐や暴風雨のときで20000mmぐらいが目安です。
カッパはよく読むと「耐水性能○○mm」という表示があるのですが
この性能を超える雨が降る場合は少しずつカッパに雨がにじんできます。
この耐水性能、普通に歩いてこれぐらいですが、バイクに乗って走ると走行しているスピードに比例して高い耐水性能が必要になるんです。
早いスピードで走れば衝突する力も加えられるので浸水しやすくなるんです。
普通のカッパだと前提として「歩いている時」を考えて作られているのか耐水性能が弱いものもあり
バイクに乗ると濡れるということもよくあります。
ゴアテックス製のメリットとデメリット
耐水性能が高いもので有名なのがゴアテックスという生地を使ったカッパ
登山やバイク用レインスーツで人気で、かなり耐水性能が高いのがメリット
耐水性能も単純に普通のカッパより1.5倍ぐらい高いのですがデメリットもあります。
まず、なんといってもゴアテックス製のカッパは高い!
値段が5万とか7万とかザラにあります。
そして次にゴアテックス製のカッパはかなりかさばります。
ゴアテックスのカッパを触るとわかるのですが普通のカッパとくらべて生地が厚いので
たたみにくく、たたんでも小さくまとまりにくい。
バイクは荷室が狭い、無い!ということが当たり前なので
わざわざ雨が降ることを予想してゴアテックス製のカッパを持っていくということ
かなりスペースを取られます。
色々使ってみて最終的に選んだもの
個人的な感想ですが実際にバイクに乗りながら
ホームセンターに売っているカッパからゴアテックス製までいろいろと試した結果
最終的に落ち着いたのはゴアテックス製ではないバイク用のレインスーツでした。
ちなみに使っているのはこれです。
●モンベル 1131313・ストームバイカー
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このオレンジのタイプでした。
理由としては
- 雨の日は視界が悪いから目立つ意味でオレンジ
- ゴアテックスはかなりかさばる
というのが理由
実際に雨の日、高速道路で100キロ巡航、4時間ぐらい走りましたが全く衣類は濡れませんでした。
耐水性能はゴアテックスよりも低いですがこれで十分走れます。
ゴアテックスよりもかさばらないし、雨の日に染み込んでこない
バイク用に考えて作られているのでカッパが風でバタつかないように工夫してある
というのが気に入っています。
まとめ
ホームセンターで売っているようなカッパだと歩いている時に着るということが前提なのか染み込んでくることもあります。
ただ、バイク用だとそういう部分も考えて作られているので濡れにくいですよ。