日本ではインフルエンザと比べるとあまり広まっていないロタウイルスの予防接種
そこまで大きく認知されている予防接種ではないし、受けるのは任意なので絶対に受けなければならないというものでもありません。
となると受けなくてもいいんじゃ?とも思いますし
受けないとどうなるんだろう?ということも考えもの
今回はロタウイルスの予防接種は受けたほうが良いのか受けないほうが良いのか?いくつか例をあげてお伝えします。
予防接種は受けるべき?受けなくても良い?
まず、ロタウイルス予防接種は任意なので保険の適用外なのでかなり高額
料金だけ見るとちょっと考えものですが実は日本以外の海外、例えばアメリカなどでは必須ワクチンです。
それだけ感染力も強いしロタウイルスに感染するとロタウイルスに効果がある治療薬は無いと言われていて
嘔吐や下痢でウイルス排出するのを待つしかないとも言われている病気です。
では受けたほうが良いのか?受けなくても大丈夫なのか?というとこれは人それぞれの考え方です。
なぜなら日本では強制的に受ける予防接種ではないからというのが理由
ただ、海外では強制的に受けるという国もあるぐらい強い感染力を持っているので
子供から子供へ、子供から大人へと家族一気に感染してしまうということもあるぐらいです。
特に子供の場合は重症になることもあり、入院することもよくある病気
重症になると食べ物はほとんど吐き出し下痢も何十回と1日に続きます。
症状によっては軽いこともありますが子供の体力次第ということもあるぐらいです。
副作用は何がある?
予防接種の副作用はいくつかあります。
・ぐずり(子供の場合)
・下痢
・鼻水
・咳
・食欲不振
・嘔吐
・発熱
・胃腸炎
などなど
予防接種後から症状が発症することもあれば数日後に発症するということもあります。
特に怖いのは腸重積症という副作用
腸重積症とは腸が腸に入り込んでしまう症状のことでお腹がはるようになったり血便が出たりします。
腸重積症は発症が7日後~31日後までの間に出やすいと言われている症状なので
予防接種前にお医者さんからしっかり説明があるはずなので最初に詳しく聞いておきましょう。
ちなみに腸重積症になるの?というと発症する可能性はかなり低いのでその点も含めて確認しておくと安心ですよ。
実際、そんなに腸重積症になる可能性が高いなら予防接種の薬になんて認可して出来ませんから
予防接種を受けてからの効果持続期間は?
予防接種を受けてからどれぐらい効果が持続するのか?というとおよそ3年ぐらいと言われています。
これは大人でも赤ちゃんでも変わリはないと言われている持続期間です。
体が成長して大人になるに連れて、ロタウイルスに感染したとしても重症になるということは少なくなるので
感染したら重症になりやすい子供の頃にロタウイルスの予防接種を数年ごとに受けるという人が多いそうです。
まとめ
予防接種は受けたからといって必ず感染しないということはなく
感染しても重症になりにくくなります。
実際重症になりにくくなるのは90%以上とも言われているぐらいなので念の為に受けておくというのが
もしもの時の安心になるのかなと思いますよ。