暑い夏になると怖いのが熱中症
大人ならまだ自分で自分の体の体調の変化は把握できるので気がついたら対策は出来ますが、子供だと自覚症状がない場合もあるので
気がついたら熱中症で倒れていたということも少なくないようです。
さらに夏休みに入ってしまうと外で遊び続けるということも増えるので学校に行っているよりも大人は注意が必要になってきます。
子供の熱中症の症状から対策方法、予防方法までを解説していきます。
熱中症子供の症状って?
熱中症というのは大きく分けて2つに分かれます
太陽の直射日光が原因で高温になり汗が大量に出ることによって体の塩分が少なくなってしまうことにより意識が無くなる日射病
高温の室内にいることで体の体温が高温になり、体温維持が出来なくなって倒れてしまう熱疲労
この2つを熱中症と言います。
日射病と熱疲労を併発している場合もありますし、片方だけという場合もあるようです。
子供の熱中症初期の症状としては
- 汗が大量に出ていたのに急に出なくなった
- 皮膚がカサカサになっている
- 声をかけても反応がいつもよりも遅い
- 目が落ちてきている
- 顔色が茶色っぽい
というような症状が出ていると要注意です。
熱中症になってしまった子供の対策方法は・・
子供が熱中症になってしまった場合はすぐに
- 涼しい場所で服を脱がして体を寝かせて体温を下げる
- スポーツドリンクを適度に飲ませる
- アイスノンや保冷剤を首に巻いたりワキの下に当てて体温を冷やす
その後、病院に連れて行くというのが理想です。
子供の場合は大人と違って体がまだしっかりと作られてないので熱中症で1週間寝こむということもあります。
体温が下がったし元気そうだから・・・ということで安心するのではなくて
念の為
ということを意識して元気そうでも1度病院に行って診断してもらうほうが安心できます。
特に熱中症になってしまった場合は体力が低下しているので治ってもすぐに遊びには行かせず2~3日はゆっくり体力回復させるようにしましょう
熱中症にならないための予防策
子供が熱中症にならない為の予防策としては
- 帽子をかぶらせて外に遊びに行かせる
- 2~3時間に1回は涼しい場所で休ませる
- スポーツドリンクを飲ませる
- 市販の熱中症予防飴やタプレットを定期的に食べさせる
- 風通しの良い吸湿性の高い服を着させる
ということでかなり熱中症になる可能性が下がります。
ただ、水分補給をこまめにさせるのは大切ですがこまめにさせすぎると今度は逆に
水分の摂り過ぎで食欲が低下して結果的に体がだるくなってしまう夏バテにもなってしまうので適度に飲ませることが大切です。
まとめ
大人なら汗が急に出なくなったり、体がだるくなってしまうと熱中症かもしれないと感じて水分を補給したり、喫茶店等の涼しい場所に行ったりして体調を管理することは出来ますが
子供の場合は汗が出なくなってもわからずに遊んでしまいますし暑くても自分で涼しい環境に行くということは出来ません。
大人のちょっとした注意で熱中症は簡単に対策できるので
日頃から注意しておきたいですね。