富士登山弾丸登山での準備、服装や持ち物はどういったものが必要か?

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huzi
夏になると富士山の登山をやろうと大人から子供までが富士山にあつまります。
安全を考えてゆっくり登山するなら山小屋で一泊して頂上を目指すのが一般的ですし初心者にも無理がないと言われています。
ただ、それでも弾丸登山をやろうとする登山愛好家や登山初心者も多いのも事実
今回は弾丸登山を実際にやってみた私の体験談も含めて富士登山の弾丸のことを紹介していきます。

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富士登山の弾丸はオススメはしていない

夜通し歩いて富士山頂でご来光を見るというのが富士登山の弾丸と言われていますが、山梨県や静岡県の地元行政は弾丸登山にストップを掛けるために対策が検討されているようです。
理由は世界遺産にも登録されて登山の経験や知識がない方も1回登ってみようと無茶な行動をする人が増えたためと言われています。
現実、富士登山の弾丸はかなり大変です。
なんとなく登れそうとか、ただ登ってみたいという気持ちだけではなかなか難しいですし、ランニング等のそれなりのトレーニングを先にして体を作っておいたほうが確実に登頂出来る様になると思います。
私の場合、初めて富士登山の弾丸をした時には「なんとかなるだろう」という若気の至りで何もせずに富士登山を決行したのですが、とてもじゃないですが今となっては登頂できたのが不思議なぐらい大変でした。
さすがに日本一と言われるだけの山です。普通の登山感覚の延長で登る、さらには弾丸でとなるとかなり大変なことになると思います。

富士登山弾丸登山での準備、必要なものとは?

富士登山で必要な物といえば

  • 首からかけられるライト
  • 登山用の本格的な靴
  • 防寒具
  • カッパ
  • 帽子
  • 最低限の水筒(ペットボトルがベター)
  • 塩分などミネラルが取れるもの
  • 酸素ボンベ
  • 登山用スティック
  • トイレットペーパー
  • 少し多めの現金、できれば1万円札ではなくて小銭と千円札

等があれば最低限は登れるようになります。

ライトは手に持つのは大変ですし首からぶら下げられるのがベター、頭に巻いて使うライトだと標高が高い場所で酸素が薄くなってくると頭痛を引き起こすことがあります。

登山用の靴というのは本格的な靴のことです。少々高いかな?という値段のものでも正直買ったほうが後で良かったと思います。長時間歩くことになるのでどれだけ足に負担をかけないかというのが重要になってきます。

防寒具やカッパは標高が高くなるにつれて真夏でも本当に寒くなってきます。特に夜が本当に寒いし、夜露で服が濡れたり雨が降ったりと天候も変わりやすいので服は多めに持っていく、着込んでいくということをしておいたほうが得策です。

帽子は必要なさそうに感じますが下山時に直射日光を長時間受けることになるので登山中というよりも下山中を考えて用意しておくとかなり違います。

登山中には水筒は大きめの・・・というイメージがあると思いますが富士登山では必要ありません。というか必要なのですが弾丸の場合はなるべく荷物を軽くして登山したほうが体の負担が少ないので若干お金はかかりますが登山途中の山小屋でジュースなどを購入したほうが荷物が軽くなります。だんだんと頂上に近くなるに連れて驚くほど値段が高くなりますが割り切って購入したほうが本当にラクです。下山時には山小屋は少ないので下山時には若干多めに購入して下山するというのがベストだと思います。

食べ物は山小屋で購入できるので空腹に悩むことは少ないのですが、塩分やミネラルは常に補給できるようにしておいたほうが良いと思います。本当に大汗をかきますので・・

酸素ボンベは、あまり言うまでもないですが高山病にかかったり、標高が高くなって苦しい時に補給すると本当に体がラクになります。富士登山の駐車場などにもお土産の様な形で売られているので現地調達でもかまわないのですが、本格的な登山ショップに置いてある酸素ボンベのほうが小型で容量も多いものがたくさんあるので現地で購入するよりかは良い物が手に入ります。

登山スティックは本格的なものを登山ショップで購入しておきたいところです。現地でも杖が売られていますが重くて頂上に上がるに連れて持って上がるのが嫌になってきます、というか邪魔です。軽くて手に馴染みやすいスティックは売られているのでこれがあると本当に疲れてきた時に重宝しました。

トイレットペーパーは特に女性に気をつけて欲しいのですが山小屋のトイレはトイレットペーパーが無い、または付いてないトイレもあるのでトイレットペーパーか水に流せるティッシュを持っていくようにしたほうが困ることがありません。

現金は山小屋で役立ちます、本当に思っている以上に値段が高いので多めの現金は持っておいて困ることはありません。ただ1万円札だとお釣りがなくて困るということもあると思うので適度に細かくしておいたほうがスムーズです。

弾丸登山での注意点

弾丸登山での注意点は絶対に休憩時間を多めにとるように心がけることだと経験した私は感じています。
例えば、山小屋で30分~1時間ぐらいは休憩をしっかりと取り、体調を整えてからもう1合登る、それで山小屋が見えたらまた休む
というようにとにかく体を休めていかないと最後の最後で体が思うように動かなくなったりする人がたくさんいました。
こんなに休む必要なんかないと思えるぐらい休んでおくと頂上付近でバテることは少なくなると思います。
特に富士山は高山病が怖いので山小屋が見えたら体調と酸素の薄さに体をならすためにも長時間休んで体調を整えることが大切です。
ちなみにですが、最初に富士山に登る前には現地で2時間ぐらいはゆっくりしておくと酸素の薄さに体が慣れるので出来る限り早めに現地に行っておいてゆっくりしておくのも大切ですよ。

特に本当に最初の富士登山の場合は静岡県側からではなくて山梨県側から登山をしたほうが良いと思います。
理由は静岡県側の登山道よりも山梨県側の登山道のほうが山小屋が多いからです。休憩が取りやすいので静岡県側よりかはゆっくり登れます。

まとめ

富士登山の弾丸登山は楽しい思い出にもなりますが、一歩間違えれば最後まで登頂出来なかったり、最悪の場合疲れ果てて動けなくなり救助を待つということにもなりかねません。(というか救助待ちの人をたくさん見かけました。)
ただ、逆を言えば装備をしっかりと準備して、ゆっくり時間をかけて登るのであれば登れない山でもありません。
登山中は本当に嫌になってくること多々ありますが、ご来光は本当にキレイですし登った後に何か自分でも不思議な感覚があったのは今でもハッキリと覚えています。
ただ、下山も本当に大変なので最後まで気を緩めないで富士登山チャレンジする方は頑張ってください。

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